公開：２０１３年０１月０１日
更新：２０１９年０１月１８日
VAMSE for Usとは、ウィンドウズ上で軽快に動作するテキストエディタ（ウィンドウズに入っているメモ帳のようなソフト）です。
書式などを気にせず操作できる為、タッチタイピングの練習からテープ起こしまで様々な用途でお使い頂けます。
Vision Assistance Mode Simple Editorの略で VAMSE（ヴェイムス）と書きます。
見ること(Vision)のお手伝い(Assistance)を少しでもできるエディタを提供したいという想いで開発しました。
VAMSE for Usでは、弱視の方にとってタイピングした文字ができるだけ視認しやすくなるように、初期の画面は背景の色が黒、文字の色が白になっています。（白黒反転です。）
又、簡易のエディタでありながら、VAMSE for Usには次のような特長があります。
尚、操作方法など詳しくは付属のヘルプページを見て頂ければ幸いです。
VAMSE for Usは、Microsoft 社の Windows XP や Windows Vista、Windows7、Windows8、Windows10 など搭載されたパソコンで動作します。
動作確認を行っている環境は、32bit 版・64bit 版の Windows、4GB のメモリを搭載したものですが、その半分（約 2GB）のメモリの環境でも快適に動作するというご報告などを頂いています。
スクリーンリーダーでの画面読み上げにも対応しています。（スクリーンリーダーのNVDA日本語版と、高知システム開発社製の PC-Talkerで動作を確認済みです。）
画面を読み上げさせたり点字ディスプレイから出力させたりしながら文字を大きくしたり見やすい配色にしたりしたい場合には NVDA 日本語版と VAMSE for Us とを組み合わせて使うととても便利です。 ⇒ NVDA日本語版の詳細を確認する
電子メールソフトは、電八倶楽部の電信八号（フリーソフト）と、宮崎嘉明氏開発のＭＭメール２（シェアウェア）での動作を確認しています。
尚、スクリーンリーダーが起動していない状態でのご利用中に、本ソフトウェアの一部の動作で不安定な状態となった場合には、解決策の１つとして次のいずれかの方法で対処を行ってみて下さい。
Version 1.23 …… 2019年01月18日
無料ソフトウェア
すべてのユーザー
文字の大きさや画面配色などの調節が可能なことから、特に弱視者の方にとっては有効なものになると考えています。
本ソフトウェアのインストールには管理者権限が必要です。
ユーザー権限でログインされている方は、一旦ログオフしたうえで管理者権限でログインし直すか、UAC の画面でパスワードが求められた際にそれを入力して下さい。
主な操作手順は以上になります。
案内される手順に従って操作していくとインストールできます。
インストール後、Windows のお節介で「正常にインストールできていない可能性がある」というようなメッセージが表示されることも時々ありますが、正常にインストールが完了していることが多いようで、その場合には問題ありません。
インストール後に開く「はじめにお読み下さい」の画面で、表示や動作がおかしいことがありましたら［環境］メニューから［設定の初期化］をしてみて下さい。
尚、ＣＤ版の場合には、ドライブにＣＤをセットしてトレイを閉めるとインストーラーが起動しますので、案内される手順に従ってインストールして下さい。（ＣＤ版があるのは安定版のみです、ご注意下さい。）
もしも自動的にインストーラーが起動しない場合は、エクスプローラを使ってドライブにアクセスし、手動で setup.exeを実行して下さい。
使い方や操作方法については、付属しているヘルプページをご覧下さい。
以下のような形で利用して下さっているとのご報告を頂いています。
他にも利用実績がございましたらお知らせ頂けますと有り難いです。
機能追加・仕様に関する検討段階で適切なアイデアを出して下さる方、動作テストをして下さってその時の結果や状況などを教えて頂ける方、あるいはその他のことで協力をして下さるという方を現在“募集”しております。
詳しくはプロジェクトページで案内していますので、興味・関心などをお持ちの方はこのページをぜひご覧くださいませ。
VAMSE for Usの再配布は、目の不自由な方々のパソコン利用を推進・支援したり視覚障害教育（教科学習・自立活動等）の場で活用したり、或いは障害者の職業訓練に活用したりといった目的であれば自由です。
届け出て頂ければ、もちろんサポートなどはできます。
開発関係者から許可を取る必要があるのはそれ以外の目的で転載したり再配布したりする場合などです。
VAMSE for Usを再配布する場合には、インストーラーを含めてプログラム一式を対象者の方にお渡し下さい。
作者名を偽る行為などは厳禁とし、本ソフトウェアに値段をつけて利用者から金銭を取るような行為も基本的に禁止とします。
尚、福祉機器展（それに準じる催しを含む）等での取扱いやＩＴ系講習会などでの扱いにつきましてはこの限りではありませんので、下記を確認の上、ご相談下さい。
福祉機器展やそれに準じる福祉関連の催し、教育関係の催しでの、本ソフトウェアの紹介および体験コーナーの設置については、紹介・体験そのものに対して情報料・体験料等の特別な料金を課さないものであれば歓迎致します。（但し、その展示会や催しで入場料が徴収されるような場合にはご相談下さい。）
又、その場合に限り、本ソフトウェアが収録されている CD-ROM を無料あるいは３００円以下の低価格で配布することもできますが、有料とする場合にはそのことについて個別にご相談下さい。
配布はダウンロードしたものではなく、必ず配布用イメージを使って作成したもので行うようにして下さい。（但し、媒体の品質や読み込み等の保障はしかねますので CD を作成される方が責任を持ってお願い致します。）
配布用イメージについてはいつも最新バージョンであることが望ましいことから、個別に提供するようにしています。 ご希望の方はご相談下さい。
ＩＴ関連講習会等のうち、無料で受講する形態の講習会等においては、本ソフトウェアの紹介・体験・使用・無料での配布を歓迎します、特段の許可を得る必要はありません。
本ソフトウェアを配布する際には、配布用イメージを使って作成した CD-ROM を配布することを推奨します。
配布用イメージについてはいつも最新バージョンであることが望ましいことから、個別に提供するようにしています。 ご希望の方はご連絡下さい。
もし本サイトからダウンロードして配布する場合は CD-R ではなく、USB メモリに入れてあげて下さい。
受講を有料としている講習会等においても、どのような名目で有料としている（受講料を徴収している）のかによりますが、本ソフトウェアのご紹介、体験・使用および無料での配布をして頂くことについては概ね可能です。
その場合には、本ソフトウェアの紹介・体験・使用そのものに対して利用者の方に代金・料金等を課さないで下さい。
又、本ソフトウェアの配布についても必ず無料で行って下さい。
有料である理由や、どのような名目で有料としているのかは、個別のケースで異なるかと思いますので、詳しくはご相談頂ければ幸いです。
本ソフトウェアを配布する際には、配布用イメージを使って作成した CD-ROM を配布することを推奨します。
配布用イメージについてはいつも最新バージョンであることが望ましいことから、個別に提供するようにしています。 ご希望の方はご連絡下さい。
もし本サイトからダウンロードして配布する場合は CD-R ではなく、USB メモリに入れてあげて下さい。
特に、講習会の場で本サイトからダウンロードしたものについては最新版になっていると思います。（もちろんその直後にバージョンアップすることもあり得ますが。）
テキストエディタ VAMSE for Us の作者は Nakanaka ツールズプロジェクトです。（但し Version 1.20 以前は中村研究室が開発しました。）
本ソフトウェアに関するご意見・ご要望・お問合せなどがございましたらご連絡頂ければ幸いです。
連絡先はトップページに記載しています。
又、本ソフトウェアに付属の Readme にもメールアドレスが書かれています。