リリースノート‐VAMSE for Us (Version 1.23)
VAMSE for Us(ヴェイムス フォー アス)は、ウィンドウズ用統合プログラミング環境を利用して Nakanaka ツールズプロジェクトが開発したものです。
この Version 1.23 は、テストを終えた最新の安定版です。
動作確認は、Microsoft 社の Windows XP をはじめ、Windows7、Windows8、Windows10 の環境に於いて実施済みです。
それ以外の Windows OS の環境でも動作するというご報告をユーザーの方々からいくつか頂いています。
手動でパッケージを実行すると、解凍先フォルダ名が表示されます。
その下にあるボタン[解凍]を押して下さい。
解凍が終了すると VAMSE Install Wizard が起動し、情報メッセージが表示されます。
インストールを行う場合にはメッセージ下にあるボタン[はい]を押して下さい。
ショートカットの作成先とユーザーを指定して少し待つとインストールが完了します。
最後にテキスト版ヘルプが表示されます。
環境によってはインストールの途中でエラーとなることがありますが、これはあくまで、Windows 上の実行権限の問題でプログラムの不具合ではありません。
インストールを実行する際に[コンピューター]の画面で、setup.exe を矢印キーで選択してアプリケーションキーを押し、コンテキストメニューにある[管理者として実行]で実行すると正常にインストールできることが確認されています。
安定版リリース Version 1.22 からの変更は以下のとおりです。
(1)
VAMSE 本体の終了動作やそれを伴う機能でいくつかの不具合修正、既存機能への改良等を加えています。
以下は、その改善点の一部です :
- プログラムの終了処理の一部を修正し、Alt + F4 で VAMSE for Us を終了させる場合に出ていた Visual C++ Runtime Library 関連エラーが起こらないようにしました。
尚、このエラーは一部の古い OS を除いて Windows7 64bit 版をはじめとして Windows8(64bit) から Windows10 などの OS 環境で確認されていました。
- VAMSE の設定など初期化する(表示設定や環境設定をインストール時の状態へ戻す)際の動作についても、VAMSE 本体を終了させてしまうのでなく、VAMSE を再起動させるように改良しました。
(2)
モジュール関連の仕様・情報追加とそれに合わせての挙動の改良を実施しました。
以下は、その改善点の概要です :
- CSS や HTML 等のモジュールにそのバージョン情報を付加して、最新の公式モジュールと各々のユーザーが現在利用しているモジュールとの差(アップデートの有無やどれくらいなされたのか)を識別できるようにしてあります。
- 上記の機能を活用し、VAMSE 本体のバージョンアップインストール時にモジュール情報をチェック(基本はコンピュータ側と最新リリース側でモジュールのバージョン情報を読み取って比較)する機構を追加で実装しました。
- これにより、もしユーザーが最新のモジュールを利用している場合は、モジュールの更新動作をバージョンアップでスキップすることができ、毎回のバージョンアップで行われていたモジュールの更新の煩わしさが軽減されるほか、バージョンアップ後の初回起動時の処理を効率化することにも繋がっております。
- 尚、モジュールの更新が必要な時の動作も細かな点で若干の改良などを加えています。
(3)
CSS や HTML 等のモジュールで下記項目を追加・修正してあります。
以下、その項目と位置情報です :
- HTML > o)ヘッダ内追加 > r)ページの自動更新
- HTML > z)属性の追加 > j)リンク先ID(XHTML1.1)
- HTML > z)属性の追加 > w)幅と高さ
- HTML > j)リンク先の名前(XHTML1.1 不可)
(4)
現在、次のような機能がリクエストされています。
次回のバージョンアップでの実装が予定されます。
- VAMSE での日付の扱いに関して2019年5月以降の新元号への対応が行われること。
- VAMSE のエディタ画面における折り返しの表示桁数の設定およびそれが反映できるような機能が実装されること。
(以上)
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