リリースノート‐VAMSE for Us (Version 1.20)
VAMSE for Us(ヴェイムス フォー アス)は、ウィンドウズ用統合プログラミング環境を利用して中村研究室が開発したものです。
この Version 1.20 は、テストを終えた最新の安定版です。
動作確認は、Microsoft Windows XP,Windows Vista および Windows7 等の環境に於いて実施済みです。
又、ユーザーの方から Windows8 等の環境でも動作するというご報告を頂いています。
手動でパッケージを実行すると、解凍先フォルダ名が表示されます。
その下にあるボタン[解凍]を押して下さい。
解凍が終了すると VAMSE Install Wizard が起動し、情報メッセージが表示されます。
インストールを行う場合にはメッセージ下にあるボタン[はい]を押して下さい。
ショートカットの作成先とユーザーを指定して少し待つとインストールが完了します。
最後にテキスト版ヘルプが表示されます。
環境によってはインストールの途中でエラーとなることがありますが、これはあくまで、Windows 上の実行権限の問題でプログラムの不具合ではありません。
インストールを実行する際に[コンピューター]の画面で、setup.exe を矢印キーで選択してアプリケーションキーを押し、コンテキストメニューにある[管理者として実行]で実行すると正常にインストールできることが確認されています。
安定版リリース Version 1.19 からの変更は以下のとおりです。
(1)
今回のリリースで、新しい機能が2つ加わりました。
以下は新機能の一部です:
- 行末ごとに BR タグを挿入する機能。
選択された範囲内で、行末ごとに HTML/XHTML の BR タグを入れる機能です。(各行末の改行コードを HTML/XHTML の BR タグに置き換えることも可能です。)
- 更新チェック機能。
インターネットに接続して VAMSE for Us の最新版がリリースされているかどうかを確認する(更新チェックを行う)機能で、起動時の自動チェックと、起動中の手動チェックをすることができ、もし最新リリースが検出された場合にはそのダウンロード、案内された手順に沿って最新版のインストールをすることができます。(更新チェックによる最新版ダウンロードの履歴を表示し、表示されているパッケージファイルの中から不要なものを削除することなども可能になっています。)
(2)
前バージョンからの不具合を修正しています。
以下は改善点の一部です:
- ウェブ制作機能で HTML 文書のテンプレートを作成・挿入する際にダイアログボックスの中の[参照]ボタンを押してスタイル設定用のファイルを選択したり、CSS プロパティや HTML タグ・属性の挿入で F2 キーを押して読み込みファイルを選んだりした時に「使用できない」旨のメッセージが出る場合がある不具合を修正しました。
- ファイルを履歴から開く機能で、本ソフトウェアをバージョンアップする度に「予期せぬエラーが発生」となってしまうなど、いくつかの不具合を修正しました。
(3)
ウェブ制作関連の機能で、CSS プロパティの挿入および HTML タグ・属性の挿入の処理にいくつかの改良を加えています。
以下は改善点の一部です:
- カーソル位置への HTML タグ・属性の挿入で、読み込みファイルに画像を指定した場合、その画像の幅・高さやディスプレイサイズの通知をしたり、画面よりも画像が大きい時にその旨を通知したりする機能を追加しました。
- CSS プロパティや HTML タグ・属性の一覧で、グループに入った時のリストビューの更新動作を音声で通知するよう改良しました。
- CSS プロパティの挿入のダイアログボックスで、目的の色彩をコンボボックスから円滑に選ぶことができるよう、色の整列順序の再検討を行い、色が種類順に並ぶようなかたちに変更しました。
又、原色の色(6色)と、大まかな色の種類ごとに、先頭にアクセスキーを付加し、色を選びやすくしています。
(4)
既知の不具合として、次のような現象が報告されています。
- CSS プロパティの挿入のダイアログボックスで、コンボボックスにフォーカスを当てて、Alt キーを押さえたまま ↓ キー(下矢印キー)を押したり、コンボボックス右端にある▼(逆三角形の小さなマーク)をクリックしたりすると、コンボボックスから展開されたリストの一部または全部が、ダイアログボックスの裏側に隠れてしまう、といった現象が起きています。
これは、CSS プロパティの挿入のダイアログボックスを、最前面で表示させる為に行っている処理の副作用ですが、プログラミング言語側もこのような現象を生む仕様が含まれているようで、調査のうえ、次回以後のバージョンアップで既知の不具合を極力改善する予定にしております。
お知らせ
次回のバージョンアップより、サーバーの移転を計画しております。
アドレスの変更を伴います。
(以上)